令和2年度大河津管内河川管理施設維持管理工事

[現場だより№2 洗堰閘門の浚渫をしています]

本工事の維持管理区間にある洗堰の閘門。
上下流で水位差がある洗堰を船舶が安全に通過するための施設ですが、
昨年の台風の影響もあり、川底に大量の土砂が堆積している状況でした。

そこで、閘門の本来の機能を保つため、
閘門を一時的に閉めて、川底に溜まった土砂を撤去する浚渫工事を行っています。



バックホウを乗せた台船が、閘門内を進み長いアームを伸ばして川底に溜まった土砂をすくい揚げます。
台船の傍で待機している土運船上の箱に土砂を積み込み、箱の中がいっぱいになったら、
引船で船着き場まで運んでいきます。

土砂を積み込んできた土運船を岸に着けた後は、 空になった土運船を再び閘門まで引っ張っていきます。


船着き場では、アームの長いバックホウで箱の中の土砂を陸上にあげています。
水分を多く含んだ土砂は扱いにくいため、もう一台のバックホウで薄く広げて水分がぬけやすいようにしています。

このような作業を繰り返し行っていき、概ね5月中には作業完了の予定です。
作業中、船舶の通過はできないため、ご迷惑をおかけしますが、
安全に作業を進めてまいりますのでご協力をお願い申し上げます。

 

令和2年度大河津管内河川管理施設維持管理工事

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