米納津佐渡山地区 第1号揚水機場工事

[現場だより№2 1月末進捗状況]

揚水機場は、ポンプ設備が格納されるポンプ室、
汲み揚げた農業用水を一時的に貯留するファームポンド(調整池)などの施設からなります。

これらの施設が建設される箇所の地盤が弱いと、施設が傾いたり、沈んだりして
『水源から農地へ安定的に農業用水を供給する』という本来の機能を果たさなくなる恐れがあります。

そこで、施設建設に先立ち、土の中に基礎杭(コンクリート杭)を打込むことで、地盤を強固にします。

【11月:ヤードの造成、サンドマット施工】
 ⇒まずは、基礎杭施工の準備として、施設が建設される地盤をきれいに敷き均し、
  杭打機等の大型重機が作業しても沈み込んだり傾いたりしないように、砂の層(サンドマット)を造成しました。

【12月:基礎杭施工】
 ⇒杭打機の搬入・設置、機械の調整などを経て、コンクリート杭を打ち込みました。

【1月:サンドマット撤去・床掘り】
 ⇒基礎杭の施工が完了し、いよいよ施設の建設が始まります。
  施設が建設される計画の地盤高さまで、砂を掘り下げ、余剰分の砂はダンプで運び出しました。

2月からは各施設の鉄筋組立・型枠・コンクリート打設等の作業を予定しています。