「『Good Jobつばめ推進事業』燕中学校職場体験②」

職場体験一日目の午後からは実際に仕事を体験します。
「大河津分水路山地部掘削その3他工事」の丸山現場代理人から、まずは建設会社が工事を
受注してから完成するまでの仕事の流れ・内容の説明を受けます。

そして一通り説明を受けた後、学生さんから質問が。
「仕事をする上で気をつけていることは?」「この仕事のやりがいを感じる時はどんな時?」

丸山現場代理人からは、
「一番気をつけているのは安全です」
そして、
「やりがいを感じる時はやはり工事が完成した時。完成するまでは計画通りに行かず
大変なことの方がたくさん。
だからこそ、その分嬉しいと思う。工事の後、そこを通って完成された物を見る時も
嬉しいなと感じる時です。
でも管理側の自分達より、実際現場で作業を行った人達の方がそういう想いは強いと思います」

やっぱり安全が第一。
そして建設業に限りませんが、やはり実際の作り手の人達、
実際に工事に携わる人達の思い入れは違いますね。
建設業に携わる一員として、とても誇らしく感じました。

さて、そこからは実際に体験していきますが、今回は土木技術者の仕事である設計・管理の中から
・測量
・図面作成
・出来形写真撮影・管理
を行いました。

まずは図面作成。山地部担当技術者の阿部さん作成のお手本をもとに専用ソフトを使用して作成していきますが、
みんな覚えるのが早い!

そして測量。

最後は出来形写真撮影・管理。当日は袋詰め玉石の重量確認があり、
「君たちが撮影した写真と作成した資料を実際に国交省に提出する資料に使いますよ」
と伝えてお手伝いいただきました。

工事が完成した時には、自分も大河津分水路改修工事に携わったんだと胸を張ってもらいたいですね!

以上の作業で二日間の職場体験は終了。
どんな仕事も楽しいばかりではありません。
この職場体験でも、雨の中での作業など建設業では苦労する天候に左右される経験もしました。
説明ではたくさんの資料や難しい話もあったと思いますが、みんな二日間頑張りました。
有難いことに生徒さんからは楽しかったと言っていただき、後日お礼の手紙もいただいて嬉しい限りです。

その後、吉田中学校、

学生さんの目からは建設業はどんな風に映ったでしょうか。

建設業の魅力、伝わったら嬉しいです。