平成30年度大河津管内河川管理施設維持管理工事

[現場だより№2 ポンプ訓練]

本工事の工事概要には『内水排除等作業』とあります。

工事内容河川維持
  内水排除等作業 1式
   除草工     1式
  堤防養生工   1式
  路面補修工   1式
  清掃工     1式
  応急処理工   1式
  撤去物処理工  1式
河川巡視支援業務
  出水時巡視支援 1式
  地震時巡視支援 1式

台風や集中豪雨などが発生すると
河川水位が上昇し、支流の川からの水が河川へと排除できなくなり
支流合流点付近の家屋や作物が水に浸かってしまう…
という被害をニュースで見聞きするかと思います。

このような被害を軽減するため
排水ポンプ車等により
支流の川の水や堪った水を
河川に排水する作業のことを『内水排除等作業』といっています。

本工事においては、
災害等が発生した際に被害軽減を目的として
監督員の指示に基づき速やかに
内水排除作業を実施することとなっています。

このような状況を想定して
出水期の4~10月は毎月1回、
非出水期は2月に1回、
工期内に合計で8回訓練を実施する予定です。

これまで実施した訓練の様子です。

7月度 ポンプ訓練 蒲原用水路にて

8月度 ポンプ訓練 西川導水門にて

9月度 ポンプ訓練 信濃川右岸船着場にて

このように様々なシチュエーションに対応できるよう
場所を変えて訓練を行っています。

平成27年9月に発生した関東・東北豪雨の際は
宮城県大崎市まで派遣され排水作業にあたりました。

このように実際は夜間での作業となることもあるため
10月度のポンプ訓練は夜間に行う予定です。